2019年4月24日水曜日

「猫が死んだ

僕の大事にしてた子猫が」


ブランキーのファーストの1曲目といえばcat was deadですね
同世代の同僚に「オレ未だにベンジー病だから大人になってから生きづらい」って冗談のつもりで言ったけど、案外冗談でも無いかっていうか
ほんと生きづらいのはベンジー病のせいだなって思う
薬を飲むつもりもない

この歌詞を胸張って大声で張り上げて歌って自然なのはベンジーだから
本当にそう思って歌ってるから違和感が無いんだろうなって思う
何度聴いて、何度見たかわからないブランキーのラストダンス
CDには1日目、レコードとDVDには2日目が収録されてるんだけどっていう豆知識はさて置き

奥手な田舎の童貞厨二病中学生がベンジー病にかかった頃の感覚
見えてた景色、世界の広がりってどんなんだった?って
少なくとも今より視界が明るかったような気がする
散々書いてるけど「僕の心を取り戻すために」はタイトル読むだけでノックアウトされてしまう
曲を聴く前にw
曲名を思い出すだけで失神する曲なわけです、僕にとっては

それが本当の気持ちかどうか
何かを演じるのもまた表現の1つなんだろうけどオレにはできねーのは知ってる
ティーンネイジャーのオレがやられてしまったロックンロールは全て本当のことだけを本気で全力で表現しているものだったから
オレもそういう表現に憧れる
ということを再確認している

カッコいいかダサいかの物差しも同じことが言えると思うんだよな
表現に限らず日常全てのことに対して
オレがダサいダサい言ってることって「嘘」に対してだし
それ本当のお前か?っていうことに対してだし
自分がダセェって感じる時も本当のオレじゃ無いオレに対して思っている

ポップスが嫌いなんじゃない
嘘くさいポップスが嫌いなだけ
今、巷で流行ってるポップスは嘘くさいから嫌い
蓋を開けたらしょーもねーガキだったり、大人だったりする
人間性が出る
嘘くさいポップスやってる奴は人間も嘘くさいんで悪いことしてたりする
そういうポップス聴いてるから嘘くさいダセぇガキが育つというオレの偏見はあながち外しちゃいないような気がしてる
偽物を本物と勘違いしてしまっている世代
本物を知るのが難しくなってしまってる時流
それでも本物は本物を知ってるはず
と信じているオレは


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