怠惰
だなぁって
音楽に情熱を燃やしていた１０〜２０代のカッコよかった己と
怠惰した33歳のダセーおれ
別人です
音楽さえあれば何もいらないって心底思えて暮らしていた日常
追いかけるものが常にあって幸せだったオレ
追いかけるものが何もない怠慢したオレ
バイトに行って、帰って酒飲んで寝る
最近は休日に曲を書くわけでもなくダラダラしてさ
ダセーこのまま死んだら本当にダセー
生きがい、これからの夢
何も見えてこねぇ
ガキの頃は早くおじさんになりたがってたくせに
もうこれ以上歳を取りたくないになっている
じゃあ死ぬか？
カートコバーンみてぇに
エリオットスミスみてぇに
マークリンカスみてぇに
オレが死んだって何も残らねぇだっせー現実がここにあるのだ
少しだけあった栄光
少しだけあった未来
今は少しもねーような
音楽好きなはずなんだけどね
案外１人で孤独に楽しめねぇのかもしれねー音楽を
なんだかんだ一緒に楽しむ仲間がいたし、それがどんなに幸せなことだったかを今噛み締めている
バンド仲間にしたって友達にしたって
一つの音楽を同じようにカッコいい、素晴らしい、気持ちいいって感じあえる仲間が確かに昔はいた
あの感じがね、欲しい
1人でも聴くよそらぁ
相乗効果っていうか、掛け算というか、自乗というか
バンドと同じでさ、１+１が２以上になる感覚というか
もっとバンドやりてぇ〜
こいつらとじゃなきゃバンドやりたくねぇってメンバーようやく見つかったけど予定合わねぇでなかなか転がらない
時間合うからって音楽の感じ方が違うメンツでなんとなくバンドやっても面白くねーんだよな、それはしみじみ感じたし知っているからそういうバンドはやるつもりない
とっくに学生じゃないからなぁ、、学生の頃は時間の面でやりやすかった
３０過ぎてくるとそらそうだわな、事情も重なる
プロになれてりゃ違ったろうにとか言って
微かなチャンスをねぇ〜ことごとく潰してきたよねぇバカだから
小さなこだわり、小さなプライド捨てられなかったよねぇ、捨てられねぇよなぁそらオレだもん
それ捨てたらオレじゃなくなるで
辞めることはない
やればいい
やれるだけやればいいのだ
死んだっていいよ、もう夢がないなら死んだっていいんだからさオレは
そこまで吹っ切れればもっと楽しく生きれるだろ
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