2018年7月17日火曜日

染み付き

ギターなんてなんだっていい
って言ってみてるけど
実際そうでもなくてw
暑いからか、スタジオが楽しみだったからか知らないけど
めちゃくちゃ早く、朝7時だか8時だかに目が覚めてしまって
スタジオの前にバカみたいに高い弦高とアホみたいに順反ったネックの赤いジャズマスターに弦張ってみた
俺の所持してるギターの中で他人が触れば最もダントツで弾きにくいギターなんだけど
やぱね、どうしたって染み付いてるみたいで
この子で何百本とライブやってきて染み付いた汗とか匂いとかネック握った時にしっくりくる感覚とか
歌いながらストロークしてる時のフィット感とか
自分がギター持ってる時の一体感が最も自然というか

生活費ケチって何本も良いギター買ったりしたけど
結局16才ん時に買ったこの子に戻るっていう
ピカピカの新品のフェンダーUSAのジャズマスターとは完全に違う音が鳴ってる自信ある
そんくらい弾きこんでるギター
俺に一番抱かれて一番犯されてきたギター
浮気しても許して俺を待ってくれてる子
そんな女がいたら是非
いねーからギターっていう
いやいや、そんなこたぁないんだけど

スタジオいつもより楽しめた感
先輩に一緒にライブやろうぜって誘って頂いたりもして
相変わらず他力本願な俺はダメだなって
その誘いを頂けたのも顔が広いベーシストのおかげ
よって音楽でバンドを引っ張れなきゃ俺はリーダー失格なのだ
スラムダンクの流川くん
ありゃかっこいいわ
そういうことだ

ほんと声が出てねぇ
ブランクだけはいっちょまえに三井寿で
練習の録音をあとで聴くと、がっつりバンド転がしてた全盛期の足元にも及ばない
声量も声の太さもギターソロのキレも
これじゃあダメだってなる
俺の音楽表現は多分、エネルギーの放出だから
もちろん音楽的でもありたいんだけど、それを表現する上で膨大なエネルギーが出てないといかんて思った
それがロックンロールなんじゃなかろうかって
年齢なんかカンケーねーよ
寝込んで日和った俺の罪だから、それを取り返したいんだけど
練習以上のものがあるんじゃねーか?
鍛錬こそ正義ってか?
始めた頃に鍛錬は確かにしていた
やぱそこかなぁ?それだけじゃないような
メンタルなんだよなぁ、いつだって
全て気持ち
気持ちが揺らがないものなんか興味ないでしょ?
それじゃダメだと言った人もいた
興味のないことにも興味を示せと
その思想を受け入れようとしたこともあった
やっぱり興味なんか出なかった俺は寂しい人間だろって思うし勝手に思えばいいよ
俺はそうにしか生きれない細胞になってんだよ
寂しいですか、虚しいですか、あぁそうですか

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