2016年10月15日土曜日

三回忌

このブログ読んでる人で渥美さん知ってる人が何人いるのかわからんけど
明日は渥美さんの三回忌
あの日から2年
グレーだった景色が無色になった日
白でも透明でもない無色、そんで今は無職で
渥美さんが生きていたらなんて言うだろう
相変わらず説教もせずに俺の気持ちを汲んでくれるんだろうな
いいんだか、悪いんだか
俺の友達は兄貴がいるやつが多い
兄貴のいない俺にとっては本当の兄貴のような存在
いなくなるの早すぎだよ
ジャックが浜松でやってた頃のライブ動員が増えてったのは渥美さんの協力が大きかった
バンドコンテストなんか興味なかったけど渥美さんに勧められて渋々コンテストに出て
そのコンテストを見てたわっちさんがルクレチアを紹介してくれて
バイトまでさせていただき
名古屋の箱にバンドを紹介してくれたオーナー
俺に本物のロックと本物の男のなんたるかを背中で教えてくれた店長
日常の景色がカラーにガラッと変わった時期
かけがえのない神聖な時間
後になればなるほど強く感じる
20歳過ぎの自分
ずっとおんぶに抱っこだった
その人たちから離れた瞬間、一気に崩れ落ちていった無様な自分
ダサすぎ
気づけば逆戻り以上に酷い現状
やさぐれて、荒んで、駄々こねたって何一つ始まらない
ギラギラした感触が確かにあった
またギラギラしたいってんじゃないけど
自分大好きな自分も今の自分は好きじゃない

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