生涯の１曲

とか言うと大げさで気持ち悪いけど
死ぬほど音楽が好きな人間なら必ずあるもんだよなって
俺はね、レディオヘッドのクリープにしようと思う
死ぬ時にも同じ答えが出ると思う
16で初めて聴いて
１曲単位で言えば最も衝撃的だったと感じているし
あの頃以上に多感な時期は悲しいかなもう来ないような気もするから
あん時ほどの衝撃を味わえないだろう
CSで見た93年だったっけ？アストリアでのライブ映像のクリープ
血眼になってビデオねーか探して買って
後にDVDでも発売してそれも買った
英語だし、ネイティヴでもないし、歌詞の意味なんかわかんなかったのに
どんな内容の詩なのか分かる感じもしたし
「なんじゃこりゃぁ！」って
ロックを聴いて「なんじゃこりゃあ」ってなった奴がロック馬鹿になると思っているし
俺のそれがレディオヘッドのクリープだったと思う
ダセーって言うやつ沢山いると思う
ダセーんです
今でも物凄く好きだしやられるしリア充には理解不能な美しさが詰まった曲だと思うし
人をいじめたことしかない奴には分からん感覚だろうなって思うし
いじめられっ子だった奴や社会生活不適合者や友達が少ない奴のために在る曲だと思う
俺はリア充とは関わりたくねーんだ
ここは俺の居場所じゃないって散々思うよ
今でもいつだって感じているよ
今ほど思うこともないよ