2017年5月16日火曜日

カレンちゃん

相変わらず過去ばっか見て余生を生きていきそうな感じが否めないが

前述の日記の頃よりもう少し昔のこと
12年前、浜松で知り合ったミュージシャンでダントツぶっ飛んでた女の子
カレンちゃんを思い出しているところ
盟友わっちジョニ郎さんのバンドで歌ってたことが知り合ったきっかけ
当時の彼女は16歳くらい、わっちさん二十歳くらい俺がその一個下
JACK POT ROPE WAYが優勝した某クソ金儲けライブハウスのコンテストにわっちさんが来ていてストロークスのジュリアンみたいな格好で喫煙所にいて
声かけられて、そっから栄光の浜松時代が始まったような
そこでわっちさんの当時のバンド「処女ミーティング 」を知って
確かしんちゃんと一緒にライブ見に行って
ボーカルの女の子が客席にモノを投げまくってて俺の顔面のすぐ横を通過して
やべぇ女の子が歌ってる、とw
ステージで○○○を股ぐらに突っ込んで歌う16の女の子
ぶっ飛んでた、最初怖かったけど楽屋で話したら普通の女の子で
音楽のルーツは椎名林檎、ピストルズ、スターリン界隈の80年代ジャパコアとかも好きだったような
しんちゃんと一緒にG-SIDEでバイトしていたりルクレチアに飲みに来てくれたりしてトーキョー行くまで顔合わすことが多かった
彼女が浜松を離れて海外に行った理由や今なにしてるのか知らないけど俺にとってカレンちゃんはあの時のカレンちゃんのまま残ってる
彼女ほどの人でさえも女の幸せを選んだんだなぁと
お世辞抜きで有名になると思ってた
人気爆発前夜のミドリと対バンしたくらいから「マジで行くんだろうな」って劣等感混じりにすげぇ奴と思ってた
俺らはバンドでトーキョー行って以来、その後の彼女のことは何も知らない
上京後わりとすぐにメンバー3人で住んでたアパートにカレンちゃんから一通の手紙が来たことがあった
手紙と一緒にCDが2枚入っていた
今、それを聴いてる
1曲目にピストルズのEMIのカバーをやってるデビュー前の椎名林檎の音源から始まり
最後までデビュー前の椎名林檎が詰まったミックスCD
今でもお気に入り
スピッツの8823のカバーやってる椎名林檎とか、くそ貴重だろw
そもそも俺が椎名林檎好きかって?
超好きに決まってる
今「ギブス」のピアノ弾き語りから始まるデモが流れている、これもすごく好き
ダニエルジョンストンの音源みたいなローファイな質感でカセットテープ感満載である
今やネットで聴けるのかもしれないけど、そんなこたぁどうでもいい
カートコバーンの血まみれ写真が本文なしメールで届いたこともあったな、クレイジーだw
俺はホラーとかお化けとか血が苦手なのだ、思い出すだけでまた寝れなくなる
彼女があのタイミングであのミックスCDを送ってくれたのはとても光栄で嬉しいことで勇気が湧いたことを覚えている
彼女の手紙に書いてあったことは何一つとして達成できなかったけど
このご時世に手紙って粋だなって思う

俺の今んとこのバンド人生の中で
あん時の浜松の10代、20代のバンドマンが最も熱かった
トーキョーで見た若いバンドより比べ物にならない程イカれてたし、皆かっこよかった音も人間も
企画やイベントたくさんやったなぁ、、、死ぬほど楽しかった
神聖で汚れないであろう一番大切な思い出なのかもしれない
信じられないくらい今ほとんど繋がってないけど皆なにやってんだろう
今ならSNSで調べられるんだろうけど、そんなことしたくないし、おりゃそんなもん知らねー!
みんな元気ならいいな、きっと俺よりは元気だろう

また会う日まで

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