2016年4月29日金曜日

僕を好きだと言ってくれた女たちもどこかへ消えた

今30歳の俺にとってのアンセムソングは真心ブラザーズが日本語詞でカバーしたディランのマイバックページ
同タイトルの映画に使われて日本でも有名になった曲
その映画に出てる松山ケンイチが好きなんだったっけな
バイト終えて急ぎ足で深夜バスに乗って翌朝に大阪ついて、その晩にはもう大阪から深夜バスに乗って翌朝に東京戻って3人暮らしのアパートにシャワーだけ浴びに帰ってそのままバイトに出かけて
週1回バンドの練習して月3回ライブやってそんなことまでやって
その子と別れて見える景色が全てカラーからモノクロになって、その直後に今度はバンドが解散して…何年もの間、様々なバンドを転々として地元に帰ってきて何かに満たされないまま30歳

カラーに映ったアクティヴな日常が確かにそこにはあった
カネはギリギリだったけど最高に充実していたし何より毎日が楽しかったこと、酒浸りで思い出してる今
若いとガキは違う
あの頃はガキだった
あの頃の僕よりずっと若い今の僕ならあの子と上手くやれそうなのに
たらればスパイラルの無意味さ

あの時のあの気持ち、カラーの景色をまた見たい
yo-kingのように胸に突き刺さる歌を歌いたい

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